AI・IoT・クラウド活用で最大200万円を助成!
「AIを活用して業務を効率化したい」
「IoTを導入して生産性を向上させたい」
「DXを進めたいけれど費用負担が大きい…」
そんな江戸川区内の中小企業に向けて、「令和8年度 第2回 江戸川区デジタル技術活用促進助成事業(DX導入)」の募集が始まっています。
本制度では、生産性向上や新たなビジネス創出につながるAI・IoTなどのデジタル技術導入に対し、助成率2/3・最大200万円が支援されます。さらに、SDGs達成に資する取り組みであれば助成率4/5まで引き上げられます。
この記事では、対象者や対象経費、スケジュール、過去の採択事例まで分かりやすく解説します。
江戸川区デジタル技術活用促進助成事業(DX導入)とは?
本助成金は、江戸川区内の中小企業がAI・IoT・5G・AR・VRなどのデジタル技術を活用し、
- 生産性向上
- 業務改善
- 新サービスの創出
- 新たなビジネスモデルの構築
などを実現するためのDX導入を支援する制度です。
ポイントは、単なるITツール導入ではないこと。
募集要項でも、
デジタル技術の活用は目的ではなく手段であり、自社や顧客の課題をどのように解決するかが重要
と明記されています。
助成内容
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 助成率 | 2/3以内 |
| 助成上限額 | 200万円 |
| SDGs関連事業 | 助成率4/5 |
| 採択件数 | 6件程度 |
| 対象事業 | DX導入による生産性向上・新ビジネス創出 |
申請受付期間・スケジュール
| 内容 | 日程 |
|---|---|
| 申請受付 | 令和8年7月1日(水)~9月4日(金) |
| 一次審査(書類) | 9月上旬~中旬 |
| 二次審査(プレゼン) | 10月14日(予定) |
| 採択決定 | 10月中旬~下旬 |
| 助成金交付 | 事業完了後 |
本制度ではプレゼンテーション審査が実施されるため、事業計画の内容が非常に重要になります。
対象となる事業者
対象となるのは、江戸川区内に本店または主たる事業所を有する中小企業等です。
さらに、次のような要件があります。
- 江戸川区内の中小企業等
- 前年度の法人住民税・法人事業税を滞納していない
- 助成対象期間内に事業が完了すること
- 過去に本助成金の採択を受けていないこと
- 他の国・東京都・江戸川区の同一事業の補助金を受けていないこと
- 申請時点で「中小企業DX促進・伴走支援事業(DX応援隊)」の伴走支援を1回以上受けていること(セミナー参加のみは対象外)
DX導入の活用例
募集要項では、次のような取り組み例が紹介されています。
- AIによる顧客分析・マーケティング
- 工場設備へのセンサー設置による予知保全
- RFIDを活用した在庫・倉庫管理
- ARを活用した現場作業支援
- クラウドを活用した食品衛生管理
- 熟練技術のデータ化・遠隔指導システム
実際の募集要項を見ても、製造業だけではなく、小売業・サービス業・建設業・飲食業など幅広い業種で活用できる制度となっています。
過去にはこんなDXが採択されています
江戸川区では過去の採択事例も公開されています。
令和6年度
- AIを活用した業務記録・資料作成支援システム
- AIとデジタルマーケティングによる業務プロセスDX
- 印刷工程の自動化
令和5年度
- ChatGPTを活用した事業計画・マニュアル作成
- CAD・施工管理アプリ導入
- 売上予測システム導入
- キャッシュレス計量システム
このように、AI・DXを活用した幅広い取り組みが採択されており、自社の課題解決につながる計画であれば十分にチャンスがある助成金と言えるでしょう。
対象経費
本助成金では、DX導入に必要となる幅広い経費が対象となります。
機械装置費
- DX導入のための機械・装置
- 工具・器具
- パッケージソフトウェア
- 購入・製作・借用・改良・据付・修繕
委託費
- システム設計
- システム開発
- DXコンサルティング
外注費
- 既存設備の改造
- 電気工事
- 機械改修
クラウド使用料
- 新たに導入するクラウドサーバー利用料
サービス利用料
- 新たに導入するソフトウェア利用料
- ハードウェア利用料
- リース料
- 運用保守費用
専門家依頼経費
- DX導入に関する専門家への謝金・旅費
デジタル技術習得経費
- 研修受講料
- 教材費
その他、区長が適当と認める経費も対象となります。
対象外となる経費
次のような経費は助成対象外となります。
- 事業に直接関係のない経費
- 助成対象期間外に支払った経費
- 人件費(専門家依頼経費を除く)
- 飲食・接待費
- 消費税
- 振込手数料
- 光熱水費
- 印紙税 など
また、
設備購入だけを目的とした事業は対象外となるため、
「DXによってどのような課題を解決するのか」
を事業計画で説明することが重要です。
申請に必要な書類
主な提出書類は以下のとおりです。
- 交付申請書
- 事業所概要
- 事業計画書
- 事業概要が分かる資料
- 前年度の納税証明書
- (個人事業主の場合)開業届または確定申告書
- その他必要書類
事業計画書では、次の内容を具体的に記載します。
- 実施の背景・必要性
- 自社の課題
- 解決方法
- 導入内容
- 数値目標
- スケジュール
- 資金計画
さらに、SDGs加点を狙う場合はSDGsシートの提出も必要です。
おすすめポイント
この助成金の魅力は、「DX導入なら幅広く対象になる」ことです。
特に、
- AI導入
- ChatGPT活用
- IoT導入
- クラウドシステム
- データ分析
- 業務自動化
など、近年ニーズの高いDX投資を支援してくれます。
さらに、過去には
- AIによる資料作成
- ChatGPT活用
- CAD導入
- 売上予測システム
なども採択されているため、「AIを使った業務改善」は十分に検討できるテーマといえるでしょう。
こんな事業者におすすめ
この助成金は、
- AIを導入して業務効率化したい
- 紙業務をデジタル化したい
- システム開発を進めたい
- クラウドサービスを導入したい
- IoTを活用して生産性を向上させたい
- 新たなサービスを立ち上げたい
という事業者におすすめです。
よくある質問(FAQ)
Q. ChatGPTの導入だけでも申請できますか?
単にChatGPTを利用するだけではなく、自社の課題解決や業務変革につながるDXとして位置付けられることが重要です。募集要項でも、デジタル技術は目的ではなく手段であるとされています。
Q. プレゼン審査はありますか?
はい。
書類審査を通過した事業者は、令和8年10月14日(予定)にプレゼンテーション審査が実施されます。
Q. 他の補助金との併用はできますか?
申請する事業について、国・東京都・江戸川区の他の補助制度との重複受給はできません。
まとめ
江戸川区の「デジタル技術活用促進助成事業(DX導入)」は、AI・IoT・クラウドなどのデジタル技術を活用し、生産性向上や新たなビジネス創出を目指す中小企業を支援する制度です。
助成率2/3・最大200万円に加え、SDGsに資する取り組みでは助成率4/5まで引き上げられる点も大きな魅力です。
一方で、本制度では「中小企業DX促進・伴走支援事業(DX応援隊)」の伴走支援を1回以上受けていることや、プレゼンテーション審査など、独自の要件があります。事前準備をしっかり行い、自社の課題とDX導入による効果を具体的に示した事業計画を作成することが採択へのポイントです。
DX導入をご検討中の江戸川区内事業者の方は、この機会にぜひ活用を検討してみてはいかがでしょうか。
デジタル技術活用促進助成事業(DX導入)
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