【令和8年度版】中央区の展示会補助金を解説|対象外になりやすいNG例と失敗しない申請実務

📚 目次

展示会は、中小企業にとって今でも非常に強力な販路開拓手段です。

特にBtoB企業では、

  • 新規取引先開拓
  • 代理店募集
  • OEM案件獲得
  • 市場調査

などを短期間で実現できます。

一方で、

  • 出展小間料
  • ブース装飾費
  • 運搬費

など、展示会には数十万円規模の費用がかかります。

そこで活用したいのが、中央区の
「中小企業販路拡大支援事業補助金」です。

ただし実務では、

  • 「共同出展で対象外」
  • 「備品購入で減額」
  • 「写真不足で実績報告NG」
  • 「交付前発注で対象外」

など、“申請以前”で失敗するケースが非常に多いです⚠️

今回は、公募内容をもとに、

✅ 補助内容
✅ NG例・OK例
✅ 実務で注意すべきポイント

を分かりやすく解説します。


制度概要|この補助金の目的とは?

この制度は、中央区内中小企業の販路拡大を支援する制度です。

単なる経費補助ではありません。

中央区は、

  • 新規顧客獲得
  • BtoB商談促進
  • 区内産業活性化

を目的として制度を実施しています。

つまり審査側は、

「この展示会、本当に販路拡大につながるのか?」

を見ています。

そのため、

❌ 「有名展示会だから」
❌ 「毎年出ているから」

だけでは弱いです。

“営業戦略としての展示会”になっているかが重要です。


補助内容|補助率・上限額・対象期間

項目内容
補助率対象経費の2/3
上限額30万円
対象展示会国内展示会・オンライン展示会
対象期間令和8年4月15日〜令和9年3月31日
申請方法LoGoフォーム電子申請
回数制限年度内1回、通算3回まで

※千円未満切り捨て
※先着順のため予算到達次第終了


補助額シミュレーション

OK例

展示会費用45万円(税抜)

  • 小間料30万円
  • 装飾費10万円
  • 運搬費5万円

→ 補助額30万円(上限)

実質負担15万円です。


NG例

展示会費用60万円でも、

  • モニター購入
  • テーブル購入
  • パーテーション購入

など備品中心の場合、補助対象外となる可能性があります。

重要なのは、

❌ 総額
ではなく、
⭕ 補助対象経費

です。


対象者|誰が申請できる?

対象者は以下です。

  • 中央区内に本店登記(法人)
  • 中央区内に主たる事業所(個人)
  • 区内で1年以上継続事業
  • 中小企業基本法対象事業者
  • 納税滞納なし

さらに、

  • みなし大企業でない
  • 他補助金との重複がない

ことも必要です。


NG例①|バーチャルオフィスのみ

❌ 登記だけ中央区
❌ 実態不明
❌ 営業実績なし

は注意が必要です。


OK例①|事業実態が明確

⭕ 区内事務所あり
⭕ 納税済
⭕ HP・会社案内あり

こうした企業はスムーズです。


対象展示会|ここで落ちる企業が多い

この制度は、

「販路拡大を目的としたBtoB展示会」

が対象です。

つまり、

✅ 商談
✅ 新規顧客開拓
✅ 法人営業

につながる展示会かが重要です。


補助対象外となる展示会

以下は対象外です。

  • 会場販売目的展示会
  • 自社主催展示会
  • 芸術展示会
  • 非公開展示会
  • 海外展示会(オンライン除く)
  • 共同出展
  • 終了済展示会
  • 他補助金との重複

NG例②|物販イベント

❌ ハンドメイド販売会
❌ マルシェ
❌ 即売会

これは販路開拓ではなく「販売行為」と判断されやすいです。


OK例②|BtoB商談展示会

⭕ 製造業展示会
⭕ DX展示会
⭕ 医療機器展
⭕ 法人向け食品商談会

商談可能性が高い展示会は評価されやすいです。


NG例③|共同出展

実務で非常に多いです⚠️

❌ 業界団体ブースへ相乗り
❌ 共同小間
❌ 知人企業との費用分担

中央区では共同出展は対象外です。


OK例③|自社単独契約

⭕ 小間契約者=申請者
⭕ 請求書名義=申請者
⭕ 自社単独ブース

実績報告でも確認されます。


対象経費|「装飾費」と「備品購入」の違いが重要

展示会補助金で多いのが、

「これは装飾費?備品?」

という相談です。

実務上のポイントは、

「展示会専用か」
それとも、
「展示会後も使えるか」

です。


OK例|補助対象になりやすい経費

⭕ 小間料
⭕ ブース施工費
⭕ タペストリー制作
⭕ 展示パネル制作
⭕ 展示看板設置
⭕ 外部業者への運搬委託費
⭕ オンライン展示会出展料

これらは、

「展示会のために発生する一時的費用」

として扱われます。


NG例|補助対象外になりやすい経費

❌ テーブル購入
❌ パンフレットスタンド購入
❌ パーテーション購入
❌ モニター購入
❌ ガソリン代
❌ 高速道路代
❌ レンタカー代
❌ 公共交通機関の交通費

特に、

「展示会後も会社で使える備品」

は対象外になりやすいです。


展示会後も利用できる備品ではないか

迷ったら、次の視点が重要です。

「その備品、展示会後も事務所で使いませんか?」

もし答えがYESなら、備品扱いになる可能性があります。

また、

❌ 「展示装飾一式」

だけの見積は危険です。

理想は、

⭕ タペストリー制作
⭕ ブース施工
⭕ パネル制作

など、具体的に分けてもらうことです。


申請方法|後回しは危険

申請はLoGoフォームによる電子申請です。

必要書類は、

  • 交付申請書
  • 展示会出展計画書
  • 見積書
  • 会社概要
  • 展示会概要
  • 登記事項証明書
  • 納税証明書

など。

法人の納税証明書は「中央都税事務所」、個人事業主は「中央区役所」で取得します。


申請スケジュール|先着順

上半期

令和8年4月1日〜8月31日

下半期

令和8年9月1日〜令和9年2月26日

ただし先着順です⚠️

予算到達で終了します。

さらに、

展示会開催日の1か月前まで

に申請が必要です。


NG例④|交付決定前に発注

❌ 採択前に装飾発注
❌ 先に支払い
❌ 日付不整合

は危険です。


OK例④|採択後に正式発注

理想は、

① 申請

② 交付決定

③ 発注・契約

④ 展示会実施

⑤ 実績報告

の流れです。

補助金は「証拠管理」が重要です。


実績報告|最後まで気を抜かない

出展後は、

  • 実績報告書
  • 領収書
  • 請求書
  • 出展写真

提出が必要です。

期限は、

「展示会終了・支払い完了後1か月以内」
または
「令和9年3月31日」

の早い方です。


NG例⑤|写真不足

❌ ブース名なし
❌ 自社確認不可
❌ 写真保存忘れ

は非常に多い失敗です。


OK例⑤|最初から実績報告を想定

展示会当日は、

⭕ 会場案内図
⭕ ブース全景
⭕ 社名パネル
⭕ 商談風景

を保存しておくべきです。


まとめ|申請前チェックリスト✅

☑ 中央区で1年以上事業実施
☑ BtoB展示会である
☑ 共同出展ではない
☑ 対象外経費を除外済
☑ 見積書を細分化済
☑ 納税証明取得済
☑ 写真保存計画あり
☑ 交付決定前に発注しない
☑ 開業届のマイナンバー欄を消した
☑ 外国語資料には訳文を添付した


最後に|補助金は“営業成果”につなげることが重要

展示会補助金は使いやすい制度です。

しかし本当に重要なのは、

  • どんな顧客と出会うか
  • どう売上につなげるか
  • 展示会後にどう営業するか

です。

逆に、

❌ とりあえず出展
❌ 補助金ありき
❌ 戦略なし

では成果は出ません。

展示会は、

✅ ブース設計
✅ 名刺獲得導線
✅ 展示会後フォロー

まで含めて成果が決まります。

「この展示会は対象?」
「どこまで経費計上できる?」
など不安がある場合は、申請前に専門家へ相談することをおすすめします。


中央区中小企業販路拡大支援事業補助金
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